江東区議会 2014-06-12 2014-06-12 平成26年第2回定例会(第7号) 本文
沖縄県八重山地区の竹富町が、地区内の他の市町が使っている育鵬社版とは違う中学公民教科書を採択し、使用していることに、下村文部科学大臣が同町教育委員会に、育鵬社版の採択を強要するなど、異常な政治介入を行って国民から強い批判が上がりました。 教科書調査委員もPTA連合会も校長会も、育鵬社版導入に反対していました。
沖縄県八重山地区の竹富町が、地区内の他の市町が使っている育鵬社版とは違う中学公民教科書を採択し、使用していることに、下村文部科学大臣が同町教育委員会に、育鵬社版の採択を強要するなど、異常な政治介入を行って国民から強い批判が上がりました。 教科書調査委員もPTA連合会も校長会も、育鵬社版導入に反対していました。
当然、教育委員会を中心にということになりますけれども、全国的に見たら、決して文部科学省がやっている方針に対して全て賛同しているというわけではこれまでもなくて、例えば沖縄の八重山地区で、教科書問題で異議が唱えられているということもあります。そういったことも含めて、教育行政の独自性というものは変えてはならない、守っていかなければならないものだと思います。
今回、私は杉山議員も前回少し触れましたが、教科用図書の中で、今、沖縄県八重山地区の教科用図書採択で混乱が続いている歴史・公民の教科用図書に限定して質問をいたします。
石垣市、竹富町、与那国町の3市町教育委員会の諮問機関である八重山地区協議会が育鵬社版公民教科書を選定した経過の不正を正すため、3市町では同一の教科書を選び直す努力が重ねられ、9月8日に全部の教育委員が参加する全員協議会で育鵬社版が否決され、東京書籍が採択をされました。